2009年6月13日土曜日

UFC99 公開計量

黙々と走る宇野さん。
ホテルのフィットネス・センターに入り、数種類のランニング・マシーンからおもむろに一台を選び出し、軽いウォーキングから徐々にペースアップ。
奥の時計が2:30を差しているように見えますが、これは鏡に映っている為で実際は9:30を回ったところ。正真正銘、計量当日の最後の追い込みの写真です。
ちなみに宇野さんがじっくりと汗をかいている頃、筆者はマシンの設定の仕方が良くわからずドイツ語表示のボタンを色々押し散らかしたり…。
こんなところでも日頃のトレーニングに取り組む姿勢の差が出てしまいます。

間髪入れずにキック・ボクサー松尾さんのミットでさらに汗を搾り出します。
計量はもちろん一発で合格。
岡見と違って宇野さんは減量をかなり早めのペースで進めるため、セコンドとしては精神的にとても楽です。
岡見の場合は減量を仕上げなくてはと言うプレッシャーと同時に、計量会場に行くまでに水浸しになった部屋を片付けなくては!と言う落ち着いて考えると試合とは完全に無関係な強烈なプレッシャーが上乗せされて、ちょっとどうしようもないような心境に追い込まれます。
計量を終えると即座に舞台裏で水分補給。
わずか24時間後には選手の体重は5%~10%ほどは増加し、試合をする頃にはなんだと別の人みたいになっちゃってます。
ふと思いましたが、双子の選手に摩り替わり計量とかやられたら、どうしようもないですね、、、。
あ、また世界のサンダーの舞台裏での大活躍を記すのを忘れてしまった…。

2009年6月12日金曜日

UFC 99計量前夜

UFCでの9戦を8-1と言う驚異的なレコードで駆け抜けている世界最強の日本人、ユーシン・オカミ。
人は彼のことを畏敬の念を込めて"Thunder"と呼ぶとか呼ばないとか。
さすがに世界のユーシン、かつての道場の、そして業界の大先輩たる宇野選手と一緒でもその威風堂々たる佇まいには少しの揺らぎもためらいも見られません。
北に強敵がいると聞けばロシアに飛び、南の難敵と競うべくハワイに渡りと、日本、韓国、米国、欧州と己を高める為に渡り歩き、まさに荒地の石を一つ一つ取り除くがごとく、その格闘人生に現われた強敵達をことごとく倒してきた世界のサンダーはその戦いの準備に一切の妥協を許しません!昨日、今日と探し回ったDSLiteの充電器もついに手に入れ、明日の計量、明後日の本番に向けて気がかりなことは何一つありません。


あ、誤解を招かないように一言申し添えますと、試合をするのは写真中央のエキストラベッドでこじんまりとお休みになっている"Prince" Caol こと宇野薫選手です。左の大きなベッドで大の字になっているオカミ選手ではなく…。
宇野選手の6年ぶりのUFC復帰戦、相手は強敵スペンサー・フィッシャー。
13日にドイツはケルンで行われるUFC 99での一戦をお楽しみください!

2009年3月1日日曜日

WEC39 公開計量

テキサスの朝は早い。
朝の5時に目を覚まし、サウナスーツを着こんで汗をかく。
本当はサウナで汗をかくつもりだったけど、前日に下見をしたら6人も入ると満室になる小さなサウナのど真ん中にマーカス・ヒックスが鎮座していて、他の選手はサウナの入り口に所在無く立ち尽くしているという、「これ、どこのアルカトラズ?」みたいな状態になっていて、おまけに公式計量は朝の10時からというスケジュール。
早い時点でランニングとスパーリングで減量を仕上げることを決断。
その決断が良かったのか、テキサス入りして以来代謝が高く、順調に仕上がってきた大沢の体から最後の2キロを20分のランニング、20分のスパーリングで搾り出すことに成功し、計量が始まるまで戦士にはしばしの休息が。
135ポンドの計量を無事クリアー。
対戦相手のラファエル・リベロと互いに憔悴しきったフェイス・オフ。
剥き出しの笑顔。
減量直後、誰もが偽りの無い自分をさらけ出します。

2009年2月28日土曜日

Una parte de atrás se ríe

ちょっと信じてもらえないかもしれませんが、上の写真は若かりし日のパブロ・エスコバンとジョージ・ユングが敵対勢力の指導者を排除する為に狙撃の機会を伺い物陰に身を潜めているのではなく、3月1日にテキサスはコーパス・クリスティでWECに参戦する予定の大沢ケンジとそのセコンドです。
地元の人間は全く興味を示さないペリカンにすっかり釘付けになってしまい、この三十路の大人達に自分の後姿(※写真提供・マサさん)に気を配る余裕はもはやびた一文ありません。
ここ数日の麻薬王(http://www.kenji-osawa.com/)、そして本ブログの更新頻度から、コイツら本当に試合しに行ってるのか!?といささか疑問に思われる方々もいらっしゃるかも知れません。
ご安心ください。
見る人が見れば、彼の試合プランは一目瞭然。
…。

単に恐ろしくご機嫌なだけかも知れません…。

2009年2月27日金曜日

¿Pablo Emilio Escobar Gaviria de años más tempranos?


ちょっと信じてもらえないかもしれませんが、上の写真は若かりし日の麻薬王・パブロ・エスコバンではなくて、3月1日にテキサスはコーパス・クリスティで行われるWECに参戦予定の大沢ケンジです。
白い大きなベッドの中で不敵な笑みを浮かべながら大きなサングラスと無精ヒゲ。どう見ても中南米の麻薬王か何かにしか見えませんが…。
現地でのメディカル・チェックで眼底検査の為、散瞳と呼ばれる瞳孔を開く点眼をするのですが、それをすると数時間の間まぶしくて目を開いているのもつらくなってしまう為、サングラスを着用しているところです。用意周到ですね、麻薬王。(※1)

試合前はリラックスすることにより集中力を高めるタイプの大沢ケンジ、地元のボクシングジムにやってきました。

スタンドでのボクシングテクニック、折れない心とさまざまな点で評価の高い大沢ケンジですが、僕が個人的にもっとも評価しているところはその睫の長さと彼の人生経験の奥行きを思わせる、目じりに走る深い皺です。
WECはこれまでニューメキシコ州のアルバカーキーなどを中心に活動してきたプロモーションで、ヒスパニック系、ブラジル系の選手の起用の率が大変高いプロモーションなのですが、そこにずらっと並べられたファイト・カードを一瞥しても、一見どこに日本人の試合が組まれているのかわからないほど、大沢ケンジは見事に溶け込んでいます。
へたすると他のどのメキシコ人選手よりも(外見が)メキシコ人らしく、どのブラジル人選手よりも(外見が)ブラジル人らしい生粋の日本男児。それが大沢ケンジです。
大沢ケンジの後ろで、当たり前のように当たり前ではない方向に開く冷蔵庫。
そんな亜空間にすら大沢ケンジは溶け込んでいます。
デイヴィッド・バルタザール会長と記念写真を撮る大沢ケンジ。
どうみても昔の会長に挨拶に来たメキシコ人ボクサーと、教え子の出世をよろこぶ会長、そんな風にしか見えません。
大沢ケンジ、3月1日にはATTの強敵ハファエル・ヒベロと対戦です。
大沢ケンジの激闘、楽しみですね。
※1以前、UFCのセコンドに帯同したときにコブラ会の三島ド根性の介選手と一緒にメディカルを受ける機会があったのですが、散瞳をしてアイ・チェックを終えた三島選手、アテンドの車に戻ってくるとかなり神妙な面持ちで、三島選手のマネージャーのシュウ・ヒラタ氏に「シュウさん、あのドクターやばいです。相手から何か貰ってるかもしれません。目がぼやけて全然見えなくなってるんです!」と…。
モノノフだな、この人の頭の中は、とちょっと感動しました。

2009年1月1日木曜日

Ad Sense, No sense...

Googleが提供しているAd Senseと言うサービスに感心してブログのガジェットに追加してみたんです。

なんでも
AdSense では、コンテンツを自動的にクロールし、ユーザーとサイトのコンテンツに関連する広告を配信します (広告はテキスト広告またはイメージ広告を選択いただけます)。
だとか。
まるで優秀な電〇の営業マンのようなプログラムではないですか!
早速組み込んでみたらUFCに関連した記事に反応してAfflictionの広告を拾ってきました。
空気読みませんね、コイツ。

2008年12月30日火曜日

UFC 92 外伝

※登場人物
岡見勇信
Yushin "Thunder" Okami
UFC戦績7-1-0

多分世界で一番強い日本人。
 
 
 
 
 
 
外山慎平
ちょっとパンチが効きやすい24歳
岡見をリラックスさせることに関して右に出る者は居ない。
 
 
 
 
 
 

 
12月29日米国中西部時間7:00AM、MGM Grandの一室の光景です。 先日の試合を無事勝利した岡見の前に難題が…。 クリスマス・プレゼントに、とUFCからもらったお土産の数々でスーツケースがしまらない!
常人なら諦めてしまうところですが、そこは流石に世界の岡見です。
リスターのTDアテンプトを全て粉砕した強靭な足腰で頑固なスーツケースを黙らせます!
 

無事成田に到着するも…。

岡見「開いちゃってますね…」
係りの人「そうですね。」

係りの人「閉まりますか?」
岡見「…。」

岡見「お、閉まった♪」
外山「岡見さん、駄目です、なんか本が出てきちゃってます!」

係りの人「どうですか?」
岡見「…。」
外山「…。」

外山「…。」